「心がほっとするいい話」

中心新聞で連載されている
「ほろほろ通信」を楽しみながら読んでいらっしゃる方も
多いだろうと思います。
「ほろほろ通信」を書いていらっしゃる
志賀内康弘さんは、AHIの会員でもあります。
 
志賀内さんは「プチ紳士・プチ淑女をさがせ」運動を
主宰され、私たちのまわりにある、ちょっといい話を
取り上げることによって、みんなが少しずつでも
思いやりのある存在になれるようにとされています。
 
そんな志賀内さんが昨年12月に新刊を出されました。
「眠る前5分で読める心がほっとするいい話」(文庫ぎんが堂)
実はこの中に、AHIのことも紹介して
いただいています。
「長年にわたり集めた実話から『とびきりのいい話』を
収録した」とのこと。

 
 
 
 
 
 
 
これはAHIの創立につながるネパールでの話

 
 
 
 
 
 
 
これは、ひとつかみサポーターにつながる
サビナさんの話。
 
1月25日には中日新聞に
この本が出版されたという記事がでました。
そこには「昨年5月、志賀内さんの妻清美さんが
長年の闘病の末、乳がんのために51歳で亡くなった。
『ショックで何も手につかない中、この本を書くことが
心のリハビリにつながりました』。人と人が生み出す
温かい話をつづりながら自らを鼓舞し、完成させた。」
とありました。
 
話を集めた志賀内さんご自身も、
その話に励まされ、未来への希望をつないで
こられたとのこと。
 
実は志賀内さんからは、この本のうちの
数話を収めたお試し版の冊子を何冊かいただき
それをAHIの玄関前においておきました。
自由におもちいただけるようにと思ってのことです。
それを置いて、数日後、AHIの窓口に
「この本、売ってますか?」と尋ねてくださる方が
ありました。
「ここでは売ってはいませんが、本屋さんでは
どこでも販売されていますよ」とお答えしつつ、
「その冊子はどうぞお持ち帰りください」と
お伝えしたところ、
「とても良いお話が載ってましたので。
他の方もお読みになりたいでしょうから、
ここに置いておきますね。
私は本屋さんにまいります」
とおっしゃいました。
その後も、つい最近まで、最後の1冊は
ずっとAHIの玄関にありました。
 
良い話のまわりには、良い人が集まるのか。
良い話を読むと、みんな良い人になるのか。
 
職員はさだ