松浦小学校、開校!

昨日、会員の松浦さんが、上の写真をもって、
AHIに来てくださいました。
 
松浦さんはエルセラーン化粧品のボランティアキャプテン。
化粧品とボランティアキャプテンというのが、どう関係するのか、
ちょっと不思議に思われるかもしれません。
 
それは、エルセラーンの石橋社長が、若い頃にマザーテレサの映画を
ご覧になって、一人でするよりも、起業して組織でボランティアをと
考えられたことに始まります。
(詳細は下記に)

 
松浦さんは、エルセラーンの化粧品の販売をされつつ、
そんな会社の意向と、AHIを様々につなげてくださいました。
ずっと以前には、石橋社長がキャスターを務めるテレビ番組に
AHI創立者の川原を招いていただいたこともありました。
テレビクルーの丁寧な取材もあり、そのテレビ番組の録画したものを
何年もAHI紹介に使わせていただきました。
しばらく前までは、AHIのスリランカの紅茶農園での
補習事業にエルセラーンからご寄附も頂戴していました。
 
そんなエルセラーンが最近、力を入れているのが、
ボランティアキャプテンの名前を冠した小学校の建設です。
月間の売り上げを一定の基準以上に3か月続けると、
小学校が一校建設され、それに名前をつける権利がもらえます。
 
この一定の基準以上というのが、半端なものではありません。
たぶん、松浦さんだけでなくどのボランティアキャプテンの皆さんも、
お客さんたちと一丸となって、その目標金額の達成のために
集中されたことだろうと思います。
それなしには達成できないだろう金額なのです。
それも三か月連続で!
 
皆さん、途上国のどこかで、きれいになった小学校で
喜んで学ぶ子どもたちの姿を想像しながら、
がんばられたのだろうと思います。
 
松浦さんだけでなく、多くのボランティアキャプテンの
皆さんが目標を達成されたので、実際の小学校の建設が追いつかず。
なんと3年越しで、今年の11月30日にラオスのノンキアウで
松浦小学校が開校したとのことでした。
 
エルセラーンは現在153校を開校。
目標は1000校とのこと。
 
松浦さんは、AHIもエルセラーンのそういった枠組みを
使ったらと、言ってくださっていますが、
研修生の主体的な動きを待つAHIとは
なかなか重ね合わせが難しいです。
 
ちなみに、松浦さんの亡くなられたお母様は
毎年研修生に手作りのプレゼントを用意してくださって
いましたし、義母様は工芸品のように完成度の高い
刺し子の巾着を研修生に作ってくださっています。
松浦さんのお連れ合い様は、名古屋市の高年大学の校長をされている時に
創立者の川原を講演会の講師としてお招きくださいました。
それが川原にとって、最後の講演会となりましたが、
皆さん、仲が良く、なごやかな雰囲気の中で、
リラックスしてお話をさせていただけたことは、
川原にとっても、とても幸せなことだったと思います。
 
写真の旗のすぐ後ろで、素敵な笑顔の男女が、松浦さんご夫妻です。
おめでとうございます!
 
職員はさだ