AHI NEWS

「わかった?」「わかった」-ほんとに??

 昨日ある看護師さんと話した。長年、いろんな患者さんや家族の
人たちがいるのだから、自分の価値観を押し付けてはいけないと
思ってきたし、後輩にも言ってきた。

 その人がある研修会に出たときのこと。あるストーリーを読んで
登場人物の中で「誰が一番悪いと思うか」を考えて話し合うゲーム
をした。そのとき「ほとほと見方や価値観が違うとはこういうことかと、
すうっと身体にはいってきた」と言う。

 それでさえ、模擬体験であるわけだけど、その人にとっては、
それまでに何百回と言ってきたことが「本当にはわかっていなかった」
とわかり、それが「体の中に落ちた」体験だっと言う。

 何事につけ、本当にわかるとは簡単ではない。

 今AHIはバリアフリー化改修の佳境。車いす当事者の方の協力も
得て、トイレやシャワーの設計に何時間もかけた。で、あるとき、
部屋と部屋をつなぐドアの幅がせまいことにふと気がついた。
ドアのつけ方を変えることで幅が確保できることがわかって
一安心だったのだけど、そのとき「点」だけしか見えてなかった
と気がついた。

 車いす利用者の人が行事に参加したり、さらにAHIに滞在して
研修に参加したり、言うまでもなくその人の一連の動きがある。
当然のことのはずだけど、そういうとらえ方できていなかった。

 それだけに「ホントにわかった!!」体験はとても貴重。
そういうものを一つでも積み重ねていけたらと思う。

職員はやしかぐみ

AHIの事務所ブログ(新着)

  1. 10月9日から12日まで巡回報告会で国際研修参加者のミンミンさん(フィリピン)が関西、愛知、岐阜の大...
  2. 8月26日から10月8日までの国際研修期間中、AHI全体で皆さんと怒涛の6週間を過ごしました...
  3. 8月25日にAHIに到着した研修生たちも、10月8日のネパールの3人を筆頭に、順に帰国の途に...
Top